何と言っても土地が肥えていなければ良い農産物はできません。近ごろは、有機肥料を使用したり、微生物などを利用して土地の元気を維持する努力をしています。
お茶を加工する第一関門。せっかく良質な新芽を摘み取っても蒸し方ひとつで1年の苦労が台無し。その年そのお茶に最適な蒸し加減を調整するのは、農家の長年の経験と勘です。
非常に時間が掛かるので、農家の方は一晩中監視しながら、4段階に分けて少しずつ水分を落とし、お茶の風味をぎゅっと封じ込めるように揉み上げていきます。
できるだけ長く風味が落ちないように真空にして袋詰めしたり、専用冷蔵庫で保管するなど品質管理を徹底します。